07時起床。就寝が遅く心配でしたが、無事起きられました。 | |
2007/12/21 08:00 岡山市 | 08時、宿を出発。 細い路地を抜け、国2へ …向かってたら、後続のワゴン車に思いっきりクラクション鳴らされました。でも私にゃ極細路地同士の、見通しの悪い交差点へ徐行もせず突っ込む勇気はありません。しかも通学途中の中学生とかわんさかいるのに。 岡山の人って意外に(?)短気ですね…。 |
やがて国2のBP部分へ。通勤通学で混雑する中をそろそろと進行。 片側3車線の道路なので、流れれば速いんだけどねぇ。 ところどころで渋滞、ところどころで快走。 | 2007/12/21 08:34 国2・倉敷市 |
2007/12/21 09:42 岡山・広島県境 | トコトコと、広島県までやってきてしまいました。 山陽本線の103系と一緒に。 |
目指すは尾道。西へ西へ。 そして… | |
見えたっ! 「しまなみ海道」最初の橋、尾道大橋だ!! ここまでで既に867km。長かったなぁ。 嬉し涙で前が見えません(笑) | 2007/12/21 10:26 国2・尾道市 |
2007/12/21 10:36 尾道大橋 | 浮き足立ちながら橋へのつづら折を登り、橋を渡る。 橋を渡っていることが嬉しすぎて、周りの景色を楽しむことも、橋の写真を撮ることすら忘れてました。 気付けば料金所前。尾道大橋の料金所は有人でお釣りも出ますが、他の橋は無人らしいから、小銭収集も兼ねてちょっと休憩。 ちなみに尾道大橋の通行料は原付10円也。激安です。 |
最初の島、向島に上陸。 「瀬戸内海の小島」をイメージしてましたが、全然フツーに「町」だったのが意外。救急車も走ってたし。 町中を駆け抜け、次を目指します。ちょっと見にくい事もありましたが、次の橋への案内標識や標示があちこちにあるので、それらに従って走ります。 | 2007/12/21 10:51 広県377・向島 |
2007/12/21 10:52 広県377・向島 | 海沿いの道に出たら、次の因島大橋が。 靄がかかって視界があまり広くないけど、島々を眺めながら走るワインディングは楽しいです。 |
因島大橋の原付入口。 尾道大橋のみ車と同じところを走りますが、ここから先は原付と車は分離されます。 | 2007/12/21 10:57 因島大橋入口 |
2007/12/21 10:58 因島大橋連絡道 | こんな感じで0.5車線の連絡道を駆け上ります。 車線が狭くてカーブがキツいので、それほどの速度でなくても体感速度は高めです(笑)。 |
橋の直前。 ここから先は原付と自転車・歩行者も切り離されます。 ということで、勇んで突入。 | 2007/12/21 11:00 因島大橋 |
2007/12/21 11:00 因島大橋 | やったー!原付専用道だーっ!! テンション高めですが、すれ違いがあるので速度控えめで走っていたら、地元・尾道市ナンバーのリトルカブに抜き去られました(笑)。 で、彼に着いて走ってたら、危うく無人の料金所を通過しかけました。 地元民には鬱陶しい料金箱に50円玉を放り込む作業も、旅行者には新鮮で楽しいッス。 |
因島をゆっくり見て回ることもなく、次の生口橋へ。 | 2007/12/21 11:20 生口橋入口 |
2007/12/21 11:21 生口橋連絡道 | またもや0.5車線の連絡道。 こんな道が1kmも続くもんだから、もう楽しくて楽しくて。 |
生口橋。 「大橋」とは名付いていませんが、それでも結構大きな橋です。 | 2007/12/21 11:23 生口橋 |
2007/12/21 11:25 生口橋 | ガードレールの向こうは駐停車禁止の自動車専用道ですが、原付道のこっちは自由。 眼下にはさっきまで走っていた因島の市街が。 |
橋を渡りきって、料金所へ。 賽銭箱のような料金箱に50円玉を投げ込む。 | 2007/12/21 11:29 生口橋 |
2007/12/21 11:34 生口橋出口 | 対岸に因島を望む生口橋の出口から次の多々羅大橋へは15.2kmの道のり。「小島」をイメージしてたけど、どの島でも「次の橋」まで意外に遠いです。 ちなみにこの案内標識には「自転車歩行車道入口」とありますが、基本的に原付道の入口も同じところにあるので、これを目印に走っていきます。他の橋(島)でも同じです。 |
生口島内をのんびり走って多々羅大橋の入口に到着。 | 2007/12/21 12:11 多々羅大橋入口 |
2007/12/21 12:12 多々羅大橋入口 | 入口脇に観光用の案内掲示板がありました。 島の東側(地図の右方)にある生口橋から、多々羅大橋のある西南側(地図左下)まで、案内標識に教えられるがまま、赤い線をたどって来た訳です。遠回りですね…。 ただ、案内標識に従っていると集落から集落へと導いてくれているようなので、ガソリンスタンドやコンビニに事欠くことはありません。 …「島に金落とせ」ってことかな?(笑) |
多々羅大橋とおじいさんのカブ。 この多々羅大橋は広島と愛媛の県境をまたいでいます。 100円払って、さよなら中国・こんちは四国! | 2007/12/21 12:17 多々羅大橋 |
2007/12/21 12:26 道の駅上浦町多々羅しまなみ公園 | 多々羅大橋の連絡道を下りたところに、道の駅が。 名前は「道の駅 上浦町多々羅しまなみ公園」。 …長いよ。 |
時間も時間だしお昼にしようと、レストランのある建物に入ったら、水槽が。 | 2007/12/21 12:29 道の駅上浦町多々羅しまなみ公園 |
2007/12/21 12:29 道の駅上浦町多々羅しまなみ公園 | のぞいてみると、ヒラメがいました。 どうやらここの名産らしいです。 |
そんな訳で、ヒラメ唐揚げ定食。 唐揚げといえば普通カレイですが、淡白なヒラメもなかなか美味しい。 | 2007/12/21 12:41 道の駅上浦町多々羅しまなみ公園 |
注文した定食が出てくるのを待ちながら、ツーリングマップルを開いてルートを検討。 当初の予定ではしまなみ海道を一気に駆け抜け、この時間には松山の街に入ろうとしている頃。 その後「日本三大カルスト」の一、四国カルストに挑むつもりでしたが、 この調子じゃカルスト入りするのが日暮れてからになるのは確実。 夜間に降雪の可能性もある無人の荒野を走る訳にもいかず… | |
2007/12/21 13:07 道の駅上浦町多々羅しまなみ公園 | 四国カルストを諦め、松山からまっすぐ今夜の宿泊地・高知を目指すことにしました。 予定を修正してすこし余裕も出てきたので、食後のデザートに「伯方の塩ソフト」。そう言えば次の大三島橋を渡った先が、伯方島ですね。 …微か〜に塩味。言われないと「塩」と気付かない?でもンマかったです。 |
初四国を記念して、県境の多々羅大橋をバックに。 | 2007/12/21 13:33 道の駅上浦町多々羅しまなみ公園 |
2007/12/21 13:40 国317・大三島 | すぐ向こうに次の伯方島が見えるポイントがあったので、パチリと一枚。 う〜ん、いかにも瀬戸内海って感じでいいなぁ。 |
大三島橋への入口。瀬戸港なる漁港のすぐ先にあります。 で、ここを入ってすぐに犬を散歩させているおじいさんに遭遇。こんちはと挨拶して話を聞いてみると、 「ここからでも行けるけんど、山道をだいぶキリキリ行かにゃならん。だから海沿いを行け。せば、橋くぐって少し行ったところに分かりやすい入口ある」 との情報をいただき、それに従って海沿いの道に復帰。 | 2007/12/21 13:42 国317・大三島 |
2007/12/21 13:47 大三島橋入口 | 海沿いの道も結構ワインディングがキリキリでしたが(笑)、おじいさんの情報通り分かりやすい入口発見。橋へはここを入ってすぐでした。 おじいさん、ありがとう。 |
しまなみ海道の橋の中で一番年季が入ってそうな大三島橋は、原付道と自転車・歩行者道とがラインで分けられているだけなので注意が必要… …だけど、基本的に自転車も歩行者も通らないので気楽にGO。大三島橋、原付50円也。 | 2007/12/21 13:49 大三島橋 |
2007/12/21 13:57 国317・伯方島 | 大三島橋を下りたら、デカい船が。 家々のすぐ裏に造船所。ガンガン建造してました。カッコいい! |
しまなみ海道の橋を渡っていける島で一番小さな伯方島。一周しようかとも思ったけど、余計に遅くなるのでやめ。 道の駅もスルーしてそのまま伯方・大島大橋へ。 | 2007/12/21 14:00 伯方・大島大橋入口 |
2007/12/21 14:02 伯方・大島大橋 | 原付道は関係ありませんでしたが、自動車道は交互通行やってました。 |
交互通行の理由。 ケーブル上での作業か…。慣れるんだろうけど、風の強い日なんかは怖いだろうなぁ。 | 2007/12/21 14:04 伯方・大島大橋 |
2007/12/21 14:25 国317・大島 | 大島の道は海岸線沿いではなく、島の中央を南北に縦断してました。 市街を抜け、丘を越えたら… …来島海峡大橋だ! 四国本土側の橋脚が霞んで見えません。さすがにデカい。 |
第一から第三まである、来島海峡大橋。第二・第三は1,500mを越えるような大きな橋で、海面からの高さもかなり高いです。 空中にせり出したループ橋を上って突入。 | 2007/12/21 14:32 来島海峡大橋 |
2007/12/21 14:35 来島海峡大橋・馬島 | 途中の馬島にある料金所。作業中。 大島〜馬島、馬島〜今治間がそれぞれ100円なので、料金箱へ200円放り込みます。 |
ちなみに原付はこのエレベータで馬島に下りることも出来ます。 ゆっくりとしまなみ海道を楽しむ機会があったら、ぜひ下りてみよう。 | 2007/12/21 14:40 来島海峡大橋・馬島 |
2007/12/21 14:45 来島海峡大橋出口 | 原付道を疾駆し、再びループ橋をぐるぐる回って下りて… …四国初上陸! 出発して一日半、943km。掲示板の「愛媛県」の字が熱い。 |
しまなみ海道の76km、すっごい楽しかったです。 しまなみ海道だけで2日くらいかけてのんびり回ってみたいですな。 | |
今治からは斎灘(いつきなだ)沿いの国196を快走。 橋から橋・島から島と渡っていくのも楽しいですが、こういう海沿いの道を走り抜けるのも楽しい。 | 2007/12/21 15:29 国196・松山市 |
松山市街に入ったところから、渋滞・渋滞・渋滞…。 やむなくすり抜けようとしましたが、なぜかあちこちにパトカーや白バイが。 白バイの脇をすり抜けていった原付スクーターがとっ捕まるのを目の当たりにすると、 さすがにすり抜ける気も起きません。しばらくガマンの時間。 | |
2007/12/21 17:36 道後温泉 | 伊予・松山といえば、道後温泉。 100円ショップに立ち寄ってGPSの電池を仕入れたりしてたら、こんな時間になってしまいました。 建物正面で撮りたかったけど、たくさんの観光客の記念撮影の間に割って入っていく勇気はなく…。 ということで、横から。 時間もないのでこの名湯をスルー。写真だけ撮って離脱。 |
松山市内で給油&食事のあと、118km先の高知へと続く国33に突入。 途中の高原地帯が凍ってないかを心配しつつ、ガンガン登っていきます。 | 2007/12/21 19:15 国33・松山市 |
2007/12/21 19:54 国33・久万高原町 | 国33、地図で見る限りではかなりグネグネしているので道も険しいのではと心配していましたが、意外にも緩やかで、さらに凍結もなく楽しく快走。 ということで、国440との交差点まで来ました。ここから国440に進めば四国カルストに行けますが、今回は諦めて国33を直進します。 |
高知県突入! | 2007/12/21 20:18 愛媛・高知県境 |
時間を稼ぐため、途中トイレ休憩1回のみで一気に駆け抜けました。 て云うか、休憩しようにも店もなかったし(笑)。 心配した路面の凍結もなかったし、寒くもなく、快走でした。 | |
2007/12/21 21:25 国33・高知市 | 高知市街に入ったら、路面電車が謝りながら走ってました。 いいよ、気にしてないから(笑)。 |
日本三大がっかり、はりまや橋。 確かに「あ、これ…」って感じでした。 | 2007/12/21 21:29 はりまや橋・高知市 |
2007/12/21 21:45 高知市 | 宿に到着。普通のビジネスホテルです。 駐車場の係のおっちゃんに「これまた遠いとこから」と呆れられつつ、チェックイン。 |