04:45起床。温度計を見ると11.5℃ 風はあるけど寒くない。 んじゃ朝日を見に、テントを出ますか。 | |
うわ、これ以上ないくらいどんより…。 朝日はもちろん、昨日は見えた北海道の大地も見えない…(汗)。 | 2009/05/03 04:53 大間崎 |
2009/05/03 04:55 大間崎 | こんな時間で朝日も見えず、となれば周りにはだ〜れもいません。マグロのモニュメントをじっくり観察… …コイツ、口に釣り針刺さってるじゃん。釣りあげられちゃったんだね(笑)。 |
寒くないけど風があるので、炊事棟で朝食の準備。 ちなみに奥のデカいコンロが有料のガスコンロ。リピーターらしきキャンパーが大間の魚でイタリアン?作ったり、釜でごはん炊いたりしてました。 | 2009/05/03 05:01 大間崎テントサイト |
2009/05/03 05:23 大間崎テントサイト | 湯煎したパックごはんを取り出そうとして、直火に焼かれたはんごうの持ち手をうっかりつかみ、右手の親指の腹をヤケド。ピリピリして地味に痛い。(T-T) はんごうは自宅でも日常的に使ってるけど、こういうヤケドしたのは初めて。幸先悪い…。 |
食事を終えて戻ってみると、追い打ちをかけるようにテントにカモメのウ○コが。orz …「運」が付いたってことにしておこう。 | 2009/05/03 06:19 大間崎テントサイト |
寒くはないけど超どんよりで、 ヤケドはするし、カモメにもやられるし…。 どうも気分が晴れやかじゃないけど、大間を出発です。 | |
2009/05/03 07:05 大間港FT | そういえば大間から函館へフェリーが出てたよな、と思い出して見に行ってみることに。 出港直前のフェリー発見。結構かわいらしいサイズ。 |
これに乗れば北海道に上陸できるのか。 …行っちゃおうかな(笑)。 | 2009/05/03 07:06 大間港FT |
2009/05/03 07:37 国338 佐井村 | 結局北海道に浮気することなく、予定通り下北半島の西側を南下。 昨日走った東側は北海道的な直線や高速コーナーが多かったけど、西側は山のワインディングが主体。下り道になるたびノリノリで快走。 |
気分良く走ってたら、「仏ヶ浦駐車帯」なるものを発見したのでちょっと寄り道。 で、ふと見上げたらサルがいました。 もしや「北限のサル」? | 2009/05/03 08:00 国338 佐井村 |
2009/05/03 08:02 国338 佐井村 | そして眼下には仏ヶ浦。もやってるし遠いけど、なかなか豪快な断崖。 |
ということで、その仏ヶ浦にやってきました。 案内図があったので見てみると、やっぱりさっきのおサルさんたちは「北限のサル」みたい。 ちなみにココ見たら脇野沢まで移動して、フェリーで津軽半島・蟹田に渡る予定。 | 2009/05/03 08:13 仏ヶ浦 |
2009/05/03 08:20 仏ヶ浦 | 砂利の山道と桟道を延々下りて行きます。 つか、帰りはこれを上るのか…。厳しいなぁ。 |
7分くらい下り続けてやっと「仏ヶ浦」に到着しました… …なんじゃこの浜!?この景色!! | 2009/05/03 08:24 仏ヶ浦 |
2009/05/03 08:26 仏ヶ浦 | 浜に下りるなり、いきなり超圧倒。 「す、すごい!」 と絶句してるところに、おばちゃん登場。 「お兄さん遊覧船に乗るの?!」 「…え?いや、乗らないです」 「そう…乗らないの…」 |
その様子があまりにさびしそうなので訳を聞いてみたら、遊覧船に乗りたいけど乗り場が分からないんだそうな。 ここに来る途中、佐井というところで遊覧船の案内を見たので、それを伝えてお別れ。 さて、気を取り直して…。 何という浸食っぷり! | 2009/05/03 08:27 仏ヶ浦 |
2009/05/03 08:33 仏ヶ浦 | 鬼の顔みたい。しかも超デッカい! |
赤い岩・緑の岩・青黒い岩…。浸食具合も、もちろんその大きさも、すべてが想像をはるかに超えていて、ずっとずっと圧倒されっぱなし。どこをどう見ても、ものすごい光景。 「このすごさを写真に」と思っても、デジカメの液晶画面の枠の中に捉えた瞬間、 「コレ違う!」 40枚くらい写真撮ったけど、どの写真も迫力を伝えきれず。 | 2009/05/03 08:38 仏ヶ浦 |
2009/05/03 08:40 仏ヶ浦 | スケール感を伝えたかったので、さっきの遊覧船おばちゃんを物差しにしてみました。 どうかな、この大迫力が少しでも伝わればうれしいです。 |
いや〜素晴らしい景色だったなぁ。 さて、あの桟道と山道を登り返すか。 ゼーハーゼーハー… 15分かかりました。朝から汗だく。 | |
仏ヶ浦を出る頃からごくごく弱い雨が降って来てはいたけど、雨装備が面倒でそのまま走ってたら手袋が浸水。残念ながら雨足も強まってきたので、やむなく路肩に寄せて雨装備。 せっかくの下りのワインディングなのになぁ。 | 2009/05/03 09:45 国338 むつ市 |
2009/05/03 10:08 脇野沢FT | 雨にはなったものの、順調に脇野沢港に到着。予定通り10:50のむつ湾フェリーに乗… な、なんだってー! |
い、いや…原二だし大丈夫だろう。 「すんません、原付一台・蟹田まで…」 「予約は?」 「してないです」 「う〜ん、満船でね〜」 マジか。 陸奥湾沿いをぐるーっと200km走らなきゃいけないのか?!(汗) | |
とりあえずキャンセル待ちして、ロビーで待つこと20分… …無事に乗れることになりました。 いや〜危ない危ない。(;´Д`) | 2009/05/03 10:29 脇野沢FT |
2009/05/03 10:32 脇野沢FT | 早速乗船! 切符はキャンセル待ちでぎりぎりセーフでも、乗船順は二輪車から。やっほう!(笑) |
タウンメイトの固縛も済で客室に上がったら、なんと一番乗り(笑)。 景色を見やすい最前列の端っこの席を悠々占領。 | 2009/05/03 10:36 むつ湾フェリー かもしか |
2009/05/03 11:40 むつ湾フェリー かもしか | 雨なので景色には期待してなかったけど、蟹田入港10分前になって、なんとイルカ発見! 4〜5頭の群れが波間にちらっと見えるだけ、そんな状況で慌ててデジカメを向け、ダッシュでシャッターを押しこんだら、水中を走るイルカが撮れました! 思わず 「よっしゃ!撮れたっ!」 って声に出してガッツポーズ(笑)。 |
正午、無事に津軽半島・蟹田港に上陸。 ここから竜飛岬を目指します。 山道を雨に降られながら、慎重かつ自分のペースで快走。 山を超えた今別からは海岸線沿いの道。 雨はやんだけど、鈍重な観光バスの後ろで 排ガスを吸わされつつガマンの走行…。 | |
それでも、蟹田を出てから1時間で竜飛岬に到着。 写真はお約束の「津軽海峡冬景色」歌謡碑。ボタンを押すと大音響でド演歌が流れます。 観光客がひっきりなしにやって来るので、「津軽海峡冬景色」の2番がずーっと流れまくり(「竜飛岬」は2番に登場)。 | 2009/05/03 12:55 竜飛岬 |
2009/05/03 12:57 竜飛岬 | 名物「階段国道」。 なんでも326段あるそうな。もちろん車両通行不可能。 |
何か面白い景色でも見えないかと、ちょっと下ってみることに。 道幅は狭いし、階段も結構キツい… あ、うっかり下り切っちゃった(汗)。 | 2009/05/03 12:59 国339(階段国道) 今別町 |
2009/05/03 13:14 国339(階段国道) 今別町 | ということで、登り返す。 天気がアレなので上下レインウェア、その下は体を冷やすまいとして着込んだ状態。あ、暑い…。 なるべくゆっくり登ったけど、それでも汗ダラダラ。 今日は登ったり下りたり、忙しいな(汗)。 |
階段国道のお次は展望台。また登りッスか…。 北海道は見えるけど、雲の様子はますます険悪に。また降ってくるんだろうなぁ(汗)。 何はともあれ、いい時間だし昼にしよう。階段国道の入り口近くのお食事処へ。 | 2009/05/03 13:29 竜飛岬 |
2009/05/03 13:38 竜飛岬 | 店に入って壁のメニューを見ようとしたら、メガネが曇って全然見えない(汗)。テーブルにメニューないし、困ったな。 「えーと、おすすめって何ですか?」 「イクラ丼」(即答) イクラ丼か、あんまり竜飛っぽくないけどまぁいいか。 「んじゃそれください」 「お待ちどう」 出てくるの、早っ! |
ただ、もの珍しさも量も味も特筆すべきことはないなぁと思って食べてたら、メガネの曇りが取れてきました… …ん? 「たこ定食」とか「ほっけ生干し定食」とか「ふくらげ刺定食」とか、竜飛産の魚介使ったメニュー、いくつもあるじゃん! なのにどうしてイクラ丼なんだろうなぁとメニューを見てて、ふと気付く。 | 2009/05/03 13:40 竜飛岬 |
イクラ丼、唯一の1,000円超え。 作るのも、ごはんに刻み海苔とイクラ乗せるだけだしね。 …商売上手だこと。(#-_-) ごちそうさまでした。 | |
2009/05/03 14:09 国339 中泊町 | しょっぱい思い出盛りだくさんの竜飛岬を後にして、竜泊ライン(国339)を南下開始。 結構登って行くなと思っていたら、雨雲に突入。 標識から何から、全然見えん(汗)。 |
そろりそろりと下りてたら、雲の下に出ました。ホッ。 なんだか北海道っぽい海岸線を元気よく駆け下ります。 | 2009/05/03 14:18 国339 中泊町 |
2009/05/03 14:21 国339 中泊町 | 車が何台か止まってるなと思ったら、景勝「七ツ滝」でした。 道路わきに見事な多段の滝。 遊歩道もあるみたいだけど、雨なのでタウンメイトにまたがったまま写真だけ撮って出発。 |
竜飛岬の手前でリザーブに切り替えていたんだけど、ガススタがなかったのでそのまま走ってたら、小泊港の近くでガス欠。 雨粒がタンクに入らないよう気をつけながら、ボトルのガソリンを投入。 このあと小泊の町でGSを探したら、400mくらい行ったトコに発見。惜しい!(笑) | 2009/05/03 14:33 国339 中泊町 |
2009/05/03 14:52 青県12 中泊町 | 燃料の心配もなくなったところで、快走再開。国339を外れて、しじみで有名な十三湖を見に来ました。 うん、湖だね。 しじみ汁をすするでもなく、しじみラーメンを食べるでもなく、ここもまた写真だけ撮って出発。 |
場所的に岩木山がばっちり見えてもいいはずなんだけど、雨が降ったりやんだりの天気なので、さっぱり。 道が走りやすいのがせめてもの救いです。 | 2009/05/03 15:28 青県12 つがる市 |
2009/05/03 15:39 国101 鰺ヶ沢町 | 国101に乗り換えて気持ちいいペースで流してたら、鰺ヶ沢町に入ったところでいきなり渋滞発生。 なんでいきなり?と思っていたら、なんと「ブサカワ犬」で有名な「わさお」見たさの渋滞(笑)。 せっかくだから写真をと思って寄ってみると……アレ?いない? |
店の外でイカをさばきまくりのおばちゃんに聞いてみたら、津軽弁で「さっき散歩にでかけたばっかりだね」とのお答えが。うーん、残念。 空しく「イカ・コーラ」の写真だけ撮って離脱。 | 2009/05/03 15:39 国101 鰺ヶ沢町 |
さて、今夜の野営地は深浦という町の高台にあるキャンプ場。 そこを目指し、雨のそぼ降る中、車の後ろをガマンの走行。 前車の跳ね上げたしぶきを浴びつつ走るのは疲れます…。 そんなとき、不意に林の陰から緑色の列車が現れて、タウンメイトと並走。 「『リゾートしらかみ』だ!おーい!」 列車と並走するのは、実は楽しい。疲れてるときなんかは特にうれしい。 テンションは一気に回復、左手を上げて大きく振ってみたら、 気づいた乗客が笑顔でブンブン振り返してくれました。 お互い青森を楽しみにやって来て、雨に降られた旅仲間。 こんなピースもまた楽しい。(^-^) | |
2009/05/03 17:12 八森山町民の森公園キャンプ場 | そんなこんなで、目的地・八森山町民の森公園キャンプ場に到着……っておい!テント一張り1500円!?事前の調査で200円だと思っていたのに、なんつー値上がり方(汗)。 それでも別のキャンプ場を探して走る気にならず、しぶしぶ支払って、さっさと設営。 この天気じゃ売り物の「日本海に沈む夕陽」も見られないのに、1500円…。 精神的に大ダメージ。 |
荷物をテントに放り込んで、明るいうちに深浦の町まで買い物へ。やってきたのは、地元産の魚を扱う「海鮮市場ピアハウス」。 で、お惣菜コーナーをのぞいてみたら、地元のおばちゃん手作りの総菜が並んでて、しかもみんなウマそう。 おおっこりゃいいや。 | 2009/05/03 17:33 海鮮市場ピアハウス |
2009/05/03 18:08 八森山町民の森公園キャンプ場 | ということで、さっそく晩酌。 タカペ(エイのひれ?)の佃煮も美味しかったけど、イカの寿司ってのが最高!イカの胴体に野菜を詰めて漬け込んだもので、乳酸発酵の酸味がビールに合う合う。 うん、美味い! |
ところでこのキャンプ場、テント一張り(6人まで)で1500円取る割に、トイレはボロいし炊事場はショボいし照明もろくにないし木製のテーブルやベンチは完全に朽ちてるしで、施設・設備がウ○コレベル。 それでも夜には雨もやんで少しは夜景なんぞも楽しめるようになり、ほろ酔い加減も手伝って機嫌も少し回復。 さて、ちょっとトイレに行ってくるか。 | 2009/05/03 19:26 八森山町民の森公園キャンプ場 |
そして、悲劇は突然に。 グキッ!! | |
2009/05/03 22:18 八森山町民の森公園キャンプ場 | うおおお!照明のない傾斜地で濡れた草に滑って変に足着いて右足首めちゃめちゃひねったああ! 靴下を脱いで見てみると、今までに経験したことのない腫れ方&震えが来るほどの痛み。 とりあえず、看護の心得がある友人に教えてもらった方法でテーピングし、タオルを濡らして冷やし続ける。 |
や、やってもうた…。 けど一晩寝ればなんとかなるかも。 て云うか、なんとかなってくれ〜! 22:45、痛みをガマン&冷やしながら就寝。 |